当院に15年以上勤めあげた大先輩が転職されました
皆様は薬剤師がどこで働いているイメージが強いでしょうか
一番印象があるのは受診後に処方箋を持っていく調剤薬局かもしれません
実は調剤薬局以外にも様々な場所に薬剤師はいます
例えば僕たち病院薬剤師は患者様の病室へ出向き、コミュニケーションを取りながら服薬状況や薬の効果・副作用等を確認し医師や看護師等の医療従事者と協力してチーム医療を提供しています
その他にも一般用医薬品も造詣が深いドラッグストアや新薬を開発する製薬企業、製薬企業と小売業を繋ぐ卸、化粧品メーカー、治験管理業etc,,,
様々な場所でお薬を安全に届けられるように尽力しています
大先輩は調剤薬局に転職されます。お別れはとても寂しいですが
病院薬剤師の経験を活かして今後もご活躍されることを楽しみにしています
当院では患者様に飲んで頂くお薬は飲み間違いや錠剤の紛失を防ぐために
朝食後や昼食後など用法ごとにまとめて一包化しています
(湿気に弱い薬や遮光が必要な薬、被ばくの危険性が高いお薬など一包化に適さないお薬を除きます)
皆様は院内でどのようにお薬が調剤されているかご存じでしょうか
使用頻度の高いお薬は自動錠剤分包機に予め収納しておく事で自動で一包化してくれます
ただし機械も完璧ではなく錠数を間違って分包してしまったり
なので必ず正しく分包されているか薬剤師の目で確認しています
先代の機械は2011年に導入した年代物で上記のエラーも多くて
新品になった事でエラーの頻度も減り日々の院内業務が捗っています
薬剤部
暦上では「立冬」、冷たい風が冬のはじまりを感じさせます 
体調を崩しやすい時期です。
皆様も、朝晩の冷え込みに気を付け、感染症等にお気を付けください
さて、臨床工学科では9月に京都で行われた、第65回全日本病院学会で2演題発表を行いました
坂巻裕介 「下肢抹消血管内治療中における血流評価の比較」
鈴木萌果 「ネーザルフロー機器の稼働率による酸素センサの性能評価」
会場では、他施設の方と活発な意見交換ができました 
今後も継続して学会等発表を行っていきたいと思います 
臨床工学科ME
こんにちは
朝晩は、だんだんと肌寒くなってきましたね
今回は血液浄化センターのお話を少ししたいと思います
血液浄化センターは入口から一番奥、病棟の5階にあるので馴染みがないかもしれませんね
血液浄化センターでは、主に腎臓が正常に機能しなくなった患者さんに血液透析を行っています
血液透析とは、体の中に溜まった老廃物などの毒素を血液からきれいに取り除いてきれいになった血液を患者さんの体の中に戻す治療法です
血液浄化に関わる治療を行っている場所ですが、昨日は院内勉強会を開催していました
テーマは『フォゼベル』という薬について
みんな、メーカーの方の話を真剣に聞いています
『フォゼベル』は血液透析を行っている患者さんの高リン血症（血液中のリンの値が高いこと）を治療するための薬です
医療は日進月歩で発展を続けています
患者さんにより良い医療を提供するためにこれからも日々勉強していきます
大量出血したときに、救命を第一に輸血療法をスムーズに行えるよう、
シミュレーション訓練を行いました
麻酔科と手術室と輸血部門が本番さながらに役割を決めて訓練開始
安全も担保しながら、1分でも早く輸血が行えるように、医師も看護師も
臨床検査技師も本気です
それを見守る他のスタッフも真剣そのもの
これからも迅速かつ安全に輸血療法が行えるように日々精進します