今年度も検査科に新人さんが入職してくれました
男性2名、女性2名の計4名です
今は各部門の研修を頑張ってくれてますが、
それが一通り終わると、研修の中でも一番の鬼門である当直練習です
検査科の当直は1名体制です。
心電図を記録したり、採血を機械にかけたり、
時には輸血の準備も1人でこなさなくてはいけません
最初は先輩と一緒に入って流れを覚えるので、
分からないことはどんどん質問して、一緒に慣れていきましょう
今年度も検査科に新人さんが入職してくれました
男性2名、女性2名の計4名です
今は各部門の研修を頑張ってくれてますが、
それが一通り終わると、研修の中でも一番の鬼門である当直練習です
検査科の当直は1名体制です。
心電図を記録したり、採血を機械にかけたり、
時には輸血の準備も1人でこなさなくてはいけません
最初は先輩と一緒に入って流れを覚えるので、
分からないことはどんどん質問して、一緒に慣れていきましょう
臨床検査で行われるサーベイというものをご存じですか
サーベイとは日本語で『調査』という意味です。
自施設の検査データを正確に出せているかどうか、
年に3回ほど外部の機関による調査を行います。
下の写真のような未知濃度の試料がたくさん送られてきて、
実際に使用している機械で分析し、日本全国の病院と結果を比較することにより、
自施設のデータが正しいのかを確認しています。
今年度も6月に1回目の『サーベイ』を実施。
まだ結果は出ていませんが、例年良好な結果を獲得しています
今後も正確・安心な結果をお届けできるよう、精進していきます
合同就職説明会への参加、ありがとうございました。
カプセルの中身の問題は解けたでしょうか??
回答と解説を載せますので、答え合わせをしてみてください♪
問題の種類は5パターンあります!
皆さんの国家試験クリアを心より応援しています!!
そして、就職先に当院を選んでいただけたらとても嬉しいです!!
オンライン説明会、インターン、見学等々・・・お気軽にご参加ください。ぜひ病院を見に来てください~☆ 心よりお待ちしています
問:15%塩化カリウム注射液原液の静脈内投与で起こり得るのはどれか。
☆解答・解説
1. 無 尿
15%塩化カリウム注射液原液の静脈内投与後に無尿は生じない。なお、無尿時にカリウムを含む補液は、カリウムの排泄低下により高カリウム血症を招く恐れがあるため禁忌である。
2. 発 熱
15%塩化カリウム注射液原液の静脈内投与後に発熱は生じない。
3. 心停止
高カリウム血症が生じるため、致死性の不整脈や心停止の恐れがある。
4. 骨髄抑制
15%塩化カリウム注射液原液の静脈内投与後に骨髄抑制は生じない。
血清カリウムの基準値は3.5~5.0mEq/Lと範囲が狭い。15%塩化カリウム注射液原液の静脈内投与では過剰投与となり、高カリウム血症が生じる。
問:嚥下障害のある成人患者への食事の工夫で最も適切なのはどれか。
☆解答・解説
1. 冷たい料理は温める。
料理に合わせた適温で提供することで美味しいと感じるので、食事への意欲・違和感のない咀嚼や嚥下につながる。冷たい料理の定義があいまいだが、嚥下反射が抑制される人肌の温度の摂取物が最も誤嚥しやすいとされる。冷たいまま提供することが一般的な料理は冷たいままでよい。
2. 固い食材は細かく刻む。
口の中でバラバラになるものは固まりを形成しにくく誤嚥しやすい。嚥下障害の患者に対して固い食材を細かく刻むことは適切ではない。咀嚼機能が衰えている患者のためには、軟らかく調理し、口の中でまとまるようにする。
3. 汁物にはとろみをつける。
液体のものは誤嚥しやすいため、とろみをつけて提供する。
4. 一口量はティースプーン半分を目安にする。
選択肢のティースプーンの大きさの定義があいまいで、半分という量を判断できないが、一般的にティースプーン一杯程度(2~3g)が適切とされている。一口量が少ないと誤嚥は少ないが、嚥下刺激になりにくい。
患者に嚥下障害がある場合、適切な食事介助を行わないと誤嚥性肺炎につながりかねないため、注意する必要がある。
問:グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。
☆解答・解説
1. 立 位
立位では肛門部の緊張が強く浣腸のチューブを挿入しにくくなり、チューブを強く押し込みがちになる。肛門部を観察しにくいため盲目的になるうえ、解剖学的に直腸はカーブしているのでまっすぐに押し込むと腸管穿孔の危険性がある。
2. 側臥位
選択肢の体位の中では(左)側臥位が最もよい。これは解剖学的に結腸が左にあるために浣腸液の進入と停留が起こりやすいからである。
3. 仰臥位
側臥位がとれない患者の場合、仰臥位で行うこともあるが、肛門部にチューブを挿入するときには十分注意し、浣腸液の流出に備えて準備する。
4. シムス位
シムス位(半腹臥位)がとれるのであれば側臥位で行ったほうがよい。(左)側臥位だと解剖学的に結腸が左にあるために浣腸液の進入と停留が起こりやすいからである。
浣腸を実施する体位について、腸管の解剖学的形態も踏まえて適切な体位を押さえておこう。
問:右片麻痺患者の寝衣交換で適切なのはどれか。
☆解答・解説
1. 左から脱がせ、右から着せる。
健側から脱がせ、患側から着せているため正しい。
2. 左から脱がせ、左から着せる。
健側から脱がせているが、健側から着せているため誤り。
3. 右から脱がせ、左から着せる。
患側から脱がせ、健側から着せているため誤り。
4. 右から脱がせ、右から着せる。
患側から着せているが、患側から脱がせているため誤り。
麻痺や障害により動きが制限される側があるときは、寝衣の自由度が高い状態で患側を扱うようにする。原則として健側から脱がせ、患側から着せる(脱健着患)。本設問では右片麻痺の設定のため、左から脱がせ、右から着せるのが正しい。左右いずれかの腕に持続点滴をしているときも同様の考え方で行う。
問:成人の一次救命処置における圧迫部位を図に示す。正しいのはどれか。
☆解答・解説
1. 胸部中央の胸骨の下半分
胸部中央の胸骨の下半分を圧迫しており、正しい。
2. 左乳首付近
左乳首付近を圧迫しても有効に心臓のポンプ機能を助けることはできない。肋骨骨折の危険もある。
3. 左季肋部
左季肋部を圧迫しても心臓のポンプ機能を助けることはできない。肋骨骨折の危険もある。
4. 剣状突起部
胸骨の剣状突起の部分であり、骨折しやすい。圧迫しても有効に心臓のポンプ機能を助けることはできず、この辺りを圧迫してはならない。
胸骨圧迫と呼吸の確認はA~Dで表される一次救命処置の中ではC(circulation)である。胸骨圧迫について問われており、胸部中央の胸骨の下半分を圧迫する。なお、従来はA(airway:気道確保)→B(breathing:人工呼吸)→C(circulation:胸骨圧迫)の順で行うとされていたが、現在はC→A→Bの順に変更されている。
みなさん、正解できていたでしょうか。
これをきっかけに1つ知識が増えたら嬉しいです☆
「東京家政大学リハビリテーション学科就職説明会」に参加してきました。
7月5日、令和7年度就職説明会に参加してきました。
暑い中、三郷中央総合病院リハビリテーション技術科のブースに来ていただき、話をきいてくれた学生の皆さん、ありがとうございました。病院見学は随時受け付けています。
ご縁がありましたら、またお会いしましょう。
7月11日(金)には、千葉・柏リハビリテーション学院で開催される就職説明会(午前の部)にお邪魔します。
ぜひ三郷中央総合病院リハビリテーション技術科のブースにお立ち寄りください。
今年も、新人さん
が入職しましたので、業務終了後、都内にて歓迎会を開催しました。
途中ポツリと、小雨が降ることもありましたが、屋上をほぼ貸し切り状態で、楽しい時間を過ごすことができました
当日、当直業務、
待機業務を行ってくれたスタッフに感謝しま~す Orz
SKY