循環器センターでは毎年緊急時のシュミレーションを実施しています。医師、看護師、臨床工学士、リハビリなどの多職種のスタッフが参加しています。アメリカの大学にはトレーニング施設があるそうで、当院でもスキルアップできるように皆で自己研鑚し頑張っています。
オリエンテーションから始まります。みんな真剣に川崎医師の話しを聞いて、緊張感のある雰囲気です。
では、シュミレーション開始です。
入院中の患者さんがトイレよりナースコールあり、呼吸苦、胸痛発作を訴えトイレで倒れていた。速やかにストレッチャーでCCUに搬送します。
すぐにCV挿入され処置を実施します。
患者さんは意識は清明、呼吸苦、胸痛を訴え頻脈であった。
CV挿入中に突然、モニターがvfに変化しました。心臓マッサージを開始します。そしてカウンターショックを実施します。呼吸状態悪くなり気管内挿管をしました。
エコーの結果、「中核穿孔」と診断され緊急手術になります。スタッフコールして緊急手術の準備をします。
IABP挿入の準備をします。
Asystoleです。心臓マッサージを実施します。
手術室の準備ができました。
手術室へ入室
振り返りをしてシュミレーションは終了しました。
このシュミレーションを通して緊急時に対応すべきことについて再度見直して、実際の時に適格に動けるように日々訓練していきます。
研修医の先生たちもも真剣なまなざしです
とても有意義な研修でした