未来の薬剤師を育てる病院実習

当院では現在、3名の薬学生を受け入れ、病院実務実習を行っています。

薬学部6年制では、薬学生は薬局と病院でそれぞれ約2.5か月間の実習を経験します。大学で学んだ知識を実際の医療現場で活かしながら、薬剤師として必要な知識や技能、そして患者さんと向き合う姿勢を身につけていきます。

病院実習では、調剤業務や注射薬の管理、病棟業務など幅広い業務を学びます。実習生は指導薬剤師のもとで業務を見学・体験し、医師や看護師をはじめとする多職種との連携についても学んでいます。

また、病院実習の大きな特徴の一つが、患者さんと直接お話しする機会があることです。

入院中の患者さんに対して、お薬の使用状況や副作用の有無、服薬に関する不安や疑問などを伺うことがあります。同じ病気であっても、患者さん一人ひとりの生活背景や考え方は異なります。実習生は患者さんとの対話を通じて、薬の知識だけではなく、相手の思いに耳を傾けることの大切さを学んでいます。

患者さんの中には、「学生さんなのね、頑張ってね」と温かい言葉をかけてくださる方もいらっしゃいます。そのような言葉は、実習生にとって大きな励みになっています。

実習はまだ続きますが、3人の実習生が多くの経験を積み、それぞれの学びを深めてくれることを期待しています。病棟や外来で見かける機会がありましたら、温かく見守っていただければ幸いです。