2月16日に第一回腹膜透析の勉強会を行ないました
内容は「地域に帰った後も腹膜透析の患者さんが安心して治療を継続できるために」です
近隣の病院や施設、訪問看護ステーションなど…
退院したあとに腹膜透析の患者さんと二人三脚で歩んでいく方々、
つまり院外の方からの参加も目的に開かれた勉強会です
内容は
この会の主催である泌尿器科部長 松岡先生の「腹膜透析について」
外来で治療選択の説明を行なっている病棟看護師による「腹膜透析の看護」
栄養管理士さんによる「腹膜透析患者さんの食事について」
MSWさんによる「施設入所、在宅退院までの流れ」
です
今や慢性腎不全=血液透析ではなく、
腹膜透析をしながら生活スタイルに合わせていくという選択肢も増えてきています。
勉強会の後は、情報交換や交流の時間も設けられました。
なぜ地域の人達も巻き込んだ勉強会が必要なのか?
腹膜透析は治療なので、正しい手法はもちろんのこと、
治療が上手くいっているか、何か困ったらお手伝いができる人が必要になってきます。
「入院中はうまくいっていたけれど家に帰ったらすぐに困った事がおきてしまった」
「人数は少ないけれど地域では腹膜透析の方はどんな風に過ごしているんだろう」
などなど、退院してからの生活で病院ができること、施設や地域から見てしてほしいこと、
などを話しながら、一緒に知識を深める場所が必要であると考えたからでした
どうしても病院に長く勤めていると入院期間がすべてになりがちで、
退院後の患者さんの生活が見えにくくなってしまう部分があると思います。
そういう意味でも、今回の勉強会は非常に貴重であり、
腹膜透析に限らず、多くの分野で行なわれていく必要があるものなんだなあと思いました
講義してくださった方々、お疲れ様でした
参加者の皆さまありがとうございました
第二回の勉強会の際には、是非参加お待ちしております